浜町緑道(はまちょうりょくどう) リポート
2009年9月26日 天気:晴れ
『浜町緑道 たんけん地図』(クリックで拡大)

東京都中央区 浜町公園付近にある『浜町緑道』を散歩しました。
浜町緑道は昭和40年ころまで隅田川とつながっている浜町川という運河を埋め立てて整備されました。
この緑道の特徴的な場所の南の方から攻めます。
アーチ型のトンネル。


運河が埋めたれたれて、緑のトンネルになろうとは。
反対側は、高速道路の入り口です。

両脇から道路に挟まれた緑道なのです。

運河だったのでまっすぐです。

おや、門があります…。

その先には弁慶の像がありました。

人形町のいわれなどが書いてあります。
浄瑠璃の操り人形の制作や修理する職人さんがこのあたりに住んでいたので、人形町という地名になったそうです。 また、緑道の整備にあたって、勧進帳で有名な武蔵帽弁慶の銅像と、関所風の冠水門を設けたそうです。 その町ならではの情緒は楽しいですな。

散歩ガイドもありました。寄り道してみるのもいいと思います。
散歩はフラフラと歩き回る寄り道の連続みたいなものですからね。

木漏れ日が気持ちいい。

道がジグザグでちょっと楽しい。おや、何か見えてきました。

せせらぎが整備されておりました。

水の流れを眺めると妙に気持ちが落ち着きますな。
子供が枯れ葉を流して遊んでおりました。

湧水部分。

せせらぎと緑道のうれしい組み合わせ。こうしてみるとちょっとした庭園でしょ?

「漢方医学復興の地」碑文。 和田啓十郎が明治43年に「医界之鉄椎」を自費出版して、漢方医学を復興させたそうです。西洋化の荒波の中でどんな思いだったのでしょうか。
このあたりで緑道はおしまいです。

緑道の先には消防署がありまして、その先は遊歩道になっておりました。ビルの谷間を作り、町を左右に分けております。改めて運河だった様子を想像してみました。

近くには浜町公園もあります。公園の敷地内には加藤清正をまつった清正公寺もあります。
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